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横浜並木男声合唱団 [感想とご紹介]

歌い踊る男たちの合唱団
 これは、2017年5月25日付朝日新聞神奈川版朝刊の見出しである。そんな合唱団が神奈川県にあって、定期演奏会では2千人収容の横浜みなとみらいホールの大ホールを一杯にするという。
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朝日新聞の記事

横浜並木男声合唱団
 この記事の横浜並木男声合唱団は、神奈川男声合唱協会(KAMCA)の一員で、KAMCA演奏会で私も何度か聴いたことがある。
 世の中の多くの合唱団は、一般の人が知らない曲をただ突っ立って、と言う言い方が悪ければ、乏しい表情で、かつ、ほぼ不動の姿勢で歌うのだ。聴いて面白いわけもなく、演奏会場の聴衆も普通には身内か知り合いしか居ないから、大きな会場は埋まらない。
 他の合唱団もぜひ、見習って欲しいものだ。
(完)
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Around Singers The Final”結(musubu)”を聴いて [感想とご紹介]

このコンサートは

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プログラム表紙

 北村協一先生が指揮をなさった演奏会は数々あっても、実を言うと、私がAround Singersのコンサートを聴いたのは1996年の第3回だけである。あるご縁で、先生が指揮する演奏会を続けて聴くようになり、先生のお住まいに招かれたこともあった(先生ご自身が淹れてくださった美味しいコーヒーを思い出す)。そして、関学グリーの定演で、先生の最後の指揮となった多田武彦作曲「雨」を聴いた時の感動は忘れられない。
 そんな思い出があるところにこの演奏会のご案内をいただいた。

演奏曲目
 コンサートは2017年2月5日、第一生命ホールで開催された。

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ステージ紹介

第1ステージ:「アイヌのウポポ」-は、聴き応えがあった。練習中に「ヘハンネ」の飛び出しをしたら、「前に置く『貯金箱』に罰金を入れること」と北村先生がおっしゃった、と後でステージで話が出たが、「貯金箱」は必要が無かった。
第2ステージ:「系譜」と称し、これまで歌った曲の中から8曲を、北村先生の薫陶を受けた7人の指揮者が振った。この演奏会を通して、「上を向いて歩こう」の時だけ、歌い手の表情が緩んだ。ということは、他の曲を歌う時は実に生真面目な姿勢と表情で歌っていた。
第3ステージ:「わがふるき日のうた」は、久しぶりに聴いた多田節は実に心地良かった。

気になったこと
 「わがふるき日のうた」は、歌ったことは無いが、三好達治の詩は多少は記憶にあった。ところが、である。演奏を聴いていて、歌詞がさっぱり聴き取れないのだ。私の周りの人たちは、プログラムに印刷されている歌詞を一生懸命追いながら聴いている。その紙の音がうるさくてたまらなかった。
 帰途、電車の中で読んでみて、何故歌詞が聴き取れないのかが分かった。

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歌詞2s.jpg
歌詞の頁

 中でも独り笑いしたのは「みみず」「みみず」と何度も聴こえたのは「みみずく」だった。
 言葉を聴き取れず、意味が分からなかったのはほぼ全体にわたるが、若干の例を挙げれば、「蝶のやうなわたしの郷愁」(V)、「つねならぬ鐘鳴りいでぬ」(VI)、「鶏鳴か五暁かしらず」(VI)など、文字を読んでも意味がすぐには分からない。まして、合唱演奏に漢字は無い。
 合唱演奏で歌詞が聴き取れないという問題は、演奏した合唱団の責任では無い。合唱作品にこのような詩を選ぶこと自体が問題なのではなかろうか。(合唱演奏で歌詞を聴き取れないのはよくあることなので、メロディとハーモニーを楽しむのが日本的な合唱の鑑賞法だと、私は半分は諦めている。)
(終) 
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第4回全日本男声合唱フェスティバルが終る [感想とご紹介]

第4回全日本男声合唱フェスティバル
 2010年の宮崎で開催した第1回から1年おきの開催が、2014年の岡山で毎年開催に変えたので、今年2015年に第4回、来年は高知で第5回を開催するとのこと。今年1月に伊丹市で開催された関西JAMCA演奏会は、次回は2017年に青森県八戸市であるから、男声合唱団も忙しくなる。
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第4回全日本男声合唱フェスティバルのプログラム(表紙)

男声フェスの2日間
 フェス前日(7月4日)には合同合唱の講習会があるので、朝7時過ぎに家を出て京都に向かった。
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初めて見る京都コンサートホール

 合同合唱は、浅井敬壹は多田武彦作品から5曲、広瀬康夫はアフリカン・アメリカン・ソング3曲とバーバーショップから2曲、私は広瀬講座に入ったが、5曲中でステージで初めて歌う3曲を自習して行ったが、細かいところで間違って覚えた箇所があり、自習の限界を感じた。
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合同合唱の両指揮者挨拶

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浅井講座のステージ練習

 講習会後に、ホールのホワイエで交流会があった。
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交流会での両指揮者

 交流会の場では、見知った顔に本当に久しぶりに出会ったり、たまたま一緒になって飲んだ人と名刺の交換をしたりした。そのおかげで、交流会後、京都男声合唱団のメンバーの仲間に入れてもらって飲みに行くことが出来た。このように自由に動けるのが個人参加の良いところ。京都男声合唱団の皆さん、ありがとうございました。

本番
 北海道から宮崎まで、24団体が集ってのフェスティバルは壮観だった。さすが全国からの精鋭の演奏は、合唱祭とは大違いで、どこも特徴があって見事なものだった。
 さらに、広瀬康夫のアフリカン・アメリカン・ソングとバーバーショップは250人、浅井敬壹の多田作品は450人、とステージが一杯になるほど、実に壮観だった。
 24団体の単独演奏では、多田作品を歌ったのが4団体プラス合同、横文字の曲を歌ったのが3団体(「くちびるに歌を」は除く)プラス合同、と言うのも面白かった。
 なお、京都コンサートホールで初めて歌ったが、響きすぎるくらいの「合唱向き」のホールで、多少のミスは目立たないのではないか、と思わせるほどだった。

お酒のプレゼント
 伏見の日本酒メーカーからたくさんの日本酒の差し入れがあり、フェスティバル主催側の関係者で、基準不明で選ばれた8合唱団に、差し入れの日本酒の一部がプレゼントされた。
 8団体中、横文字を歌った3団体や、「オペラ座の怪人」を演出を加えて演奏した団体など、聴いていて楽しく感じられた団体だったので、納得した。

感想
 どの団も合唱のレベルが高いが、選曲にはもうちょっと工夫が要るのではないだろうか?
 横文字を歌ったのは合同も入れて、すべて広瀬康夫が関係しているのは象徴的で、聴いた人たちには評判が良かった。また、視覚的にも楽しく、見事に歌い上げられた「オペラ座の怪人」も評判が良かった。
 問題は、聴いて良いと感じても、自分たちの合唱団に取り入れようとしないのはどうしてだろう。
 団員の高齢化や人数の減少に悩む合唱団がたくさんあるのに、何も改革を考えないのは何故だろうか。
 ここは、指揮者や団の指導的立場に居る人たちの意識改革が必要で、(合唱関係者ではない)一般の聴衆を楽しませる工夫、選曲、努力が必要ではないだろうか、とつくづく考えさせられたフェスティバルでもあった。
(完)
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「じゃむか関西」が終了 [感想とご紹介]

「じゃむか関西」
 昨年お知らせした「じゃむか関西」の演奏会が2015年1月25日(日)に兵庫県伊丹市のいたみホールで開催された。JAMCAの演奏会には1973年の第1回からこれまで計14回参加したが、今回の第22回は2001年以来、久しぶりの参加だった。集った青森から宮崎までの男声合唱団のあちこちに知り合いがいるので、多くの懐かしい顔に出会い、まるで同窓会の感じがした。広島で歌っている小学校時代の同級生には本当に久しぶりに会った。また、東日本大震災の時に安否を確認したメンバーがいる八戸男声合唱団が次回のじゃむかの演奏会を引き受けたと聞いて、大学の男声合唱団で八戸に演奏旅行に行ったのが懐かしく思い出された。ところで、種差(たねさし)海岸は昔のままだろうか?

何を歌ったか?
 この演奏会は合同のステージだけ4ステージの構成だったが、私は何の迷いもなくア・カペラの「黒人霊歌」を選んだ。タイトルは知っている曲だけ、しかし、歌ったことの無い曲もある。アンコールも含めて6曲もあるのだから、歌ったことのある編曲が多かろうと考えたのは、実に甘かった。歌ったことがあって暗譜しているのは1曲のみ、他は歌ったことのない曲と編曲だった。そこで、昨年10月から演奏会の1週間前まで3回、神奈川から神戸に通って練習に参加した。
 他の3ステージは、共にピアノ伴奏付きの「永久ニ」(鈴木憲夫作曲)と「唱歌の四季」(三善晃編曲)、そして、オケ付きの「使徒の愛餐」(ワーグナー作曲)だった。(それぞれの曲に感想はあるが、ここには書かない。何故?ステージの陰で聴いた感想なので、それは聞かないで欲しい。)

苦労したこと
 「黒人霊歌」を歌うに当たって、指揮者は最後まで強制はしなかったが、私は是非暗譜で歌いたいと思い、3回の神戸の練習に参加して覚えた。しかし、もっとも苦労したのは2曲目の"Were You There"の最後の音だった。
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"Were You There"の最後の音を見てください

 最後の音は当然(何の疑いも無く)、私は低いほう(Low B)を歌うつもりなのだが、神戸での3回の練習中も、家で練習していても、音程的にはなんとか出せるのだが、どう考えても、客席まで届くような響きにはなっていない。私はLow Bassとして生きる道を選んでいるだけに、これには参った。
 ましてや、前日のリハーサルから最前列に立つように言われたのだが、この音が後ろからはまったく聴こえて来ないので、孤独感を感じながら歌っていた。(最前列にこの音を出せるという人は居たが、ちょっと離れているので聴こえない。) 
 前日のリハーサルが終わってから、知り合いのいる合唱団と一緒に、地元の造り酒屋「白雪」が作った地ビールを3杯飲んだ。これが良かった。 翌朝、ホテルで声を出してみたら、この低い音がそれらしく出るではないか。午前中のリハーサルでは隣のメンバーから「出てるね」と言われた。(ベースは練習の時からビールくらいは飲むべきだ、というのが私の持論)
そんなことで、本番ではばっちり歌え、面目を施した。さらに、当日突然広瀬さんから言われた"Set Down Servant"の振りもなんとかこなせて、ホッとした次第。

 そのようなことで、演奏会後の打上げも良い気持ちで、ビール、日本酒、芋焼酎と大いに楽しみ、旧知の全国の皆さんと話し、その夜の新幹線で帰宅した。これで、私の「じゃむか関西」が終わった。
(終)

追記:1976年にドイツに演奏旅行に行った時に、ステリハが終わって楽屋に居たら、共演するドイツの合唱団がビールをケースで楽屋に持ってきてくれた。すぐに飲んだが、これは嬉しかった。(共演したのはザールブリュッケンの炭鉱会社の合唱団。上手かった。)
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作曲家クヌート・ニューステッド氏が亡くなられた [感想とご紹介]

 世界的に著名なノルウエイの合唱作曲家 クヌート・ニューステッド氏Knut Nystedtが昨年(2014年)12月8日に99歳で亡くなられたことを知った。氏の作品を歌ったことは無いが、たった一度だけ言葉を交わし、氏から直接、楽譜をいただいたことがあったので、書き残しておくことにした。

たった一度の出会い
 2003年にオルフェイ・ドレンガーの創立150周年の記念行事がスウェーデンのウプサラUppsalaで開催された。記念行事の中でも主要な行事が「男声合唱に関する国際シンポジューム"The International Symposium on Male-Voice Choral Singing"」で、私はたった一人の日本人参加者として会場に居た。その会場で、楽譜を並べて座っている人が居たので話しかけると、実に気さくに応対してくれ、楽譜をいただいた。その人のお名前が、私の記憶の中にかすかにあったクヌート・ニューステッド氏であった。

いただいた楽譜
 いただいた楽譜3曲の中で"LØVETANNEN"(全4頁)の2-3頁を見ると面白い記号があるので、その場で氏に歌い方を訊ねた。答えていただいたのだが、私の英語力の貧しさから理解出来なかったのが残念だった。(氏は小さな声で歌って聴かせてくれた。)
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"LØVETANNEN"(1頁)

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"LØVETANNEN"(3頁)

 他の二曲は"Halleluja"という歌詞で始まる"Han er oppstanden"(全2頁)と、英語の歌詞で言葉遊びのような"The Boy and the Bogeyman"(全4頁)だったが、その後はどれも歌うことなく所持しているだけである。
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"Han er oppstanden"(1頁)

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"The Boy and the Bogeyman"(1頁)

氏のご冥福をお祈り申し上げます。
(終)
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続・三木レクについて [感想とご紹介]

三木レクの演奏会が近くある
 稲門グリークラブが三木稔作曲「レクイエム」を歌う演奏会を今年9月22日(日)にサントリーホール大ホールで開催することを知った。男声合唱で、指揮の小林研一郎が(新たに第三楽章が追加される前の)旧版にこだわっていると聞いて、これは素晴らしい、是非聴きたいものだと思った。ところが詳しく調べてみると、伴奏がピアノと知って、何故?と疑問がわいた。
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演奏会ポスター(稲門グリークラブのHPより)

ピアノ伴奏もあり?
 そもそも三木稔が「レクイエム」を作曲した時点では、Fl、Ob、2Cl、Bsn、4Hr、3Trb、Tub、3Perc、3~6Cbというブラス中心のオーケストラの伴奏で、リズム感のある打楽器伴奏と管楽器によるメロディックな伴奏とが効果的に使われていた。そして、これらが抜群の演奏効果をもたらす。昔、「三木稔の音楽」という演奏会で、同じコバケンの指揮、同じサントリーホールで演奏した「レクイエム」をCDで聴いたが、それは素晴らしい演奏だった。
 まあ、これだけのオケを揃えるのは経費の点で大変と考えたのか、三木さんはピアノ伴奏譜も用意していて、それが市販されている楽譜である。しかし、ピアノの伴奏譜に元の楽器の名前が指示されていて、一見するとまるで練習用の楽譜に見える。
 さらに、混声の楽譜の「まえがき」に三木さんは「電子オルガンが望ましい」と書いている。これは、打楽器のピアノではロングトーンを出せないからだろう。

北村先生はどうしたか?
 2005年の東西四連の合同演奏で三木レクの指揮を依頼された北村協一は、(北村先生から演奏会後にじかに聞いたのだが)ピアノ伴奏だけではロングトーンを出せないことを残念に思ったのでエレクトーンを加え、さらに、リズム感を出すためにパーカッションを使うことを強く主張した。費用などの観点から(噂によれば)内部では少々もめたらしいが、認められなければ指揮しないという北村さんには勝てなかった、と聞いている。おかげで、オケを使用したときとほぼ同様の演奏効果を実現し、素晴らしい演奏を聴かせてくれた。(全員暗譜で歌ったのはお見事!)

ところで、レクイエムの泣かせどころはどこ?
 レクイエムの泣かせどころは、歌ってどこ、間奏を聴いてどこ、といろいろある。まして、間奏や伴奏で、ピアノ伴奏で良い効果が出せない箇所はいたるところにあるので特に「どこ」とは言えない。そんな中でも、三木レクを歌ったことのある合唱人が、間奏の最高の泣かせどころとして衆目(耳)の一致するだろうところは、(旧)第三楽章の「どうやら道の半分は来た」と歌った後の間奏だろう。(三木さんはその後、男声の楽譜にソプラノ・ソロ入りの第三楽章を追加したので、新しい楽譜では第四楽章になっている。)
 間奏のこの箇所がそれらしく聴こえないと、三木レクの大きな聴きどころが無くなってしまうと言っても過言ではなかろう。
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第12回東京都男声合唱フェスティバルを聴いて [感想とご紹介]

第12回東京都男声合唱フェスティバルが2012年11月10日(土)に浜離宮朝日ホールで開催されました。
第12回東京都男声合唱フェスティバルs.jpg
当日のプログラム(表紙を除いて32頁。300円で売っていた!)

最初から最後まで聴き続けて感じたのは次の4点でした。
1.日本は合唱大国だなあ、との思い。
なんと、参加団体は53、昨年の投票で選ばれた招待合唱団1、さらに、公募合唱団と、合計55団体!!!
午前10時半から午後7時半まで、途中休憩は昼休み50分と、10分間のトイレ休憩が2回だけ!!!
2.各地で開催される「おとうさんコーラス大会」との違い。
歌われた全102曲中、多田さんが11曲、清水さんが4曲と比較的少なく、一方、多くの意欲的な作品を、きわめて高いレベルで歌う合唱団がいくつもあった。
3.若いメンバーによる、レベルの高い合唱団がたくさんある。
普段は聴く機会が無いからといって、それらを知らなかった自分の認識不足を恥ずかしく思っている。
4.日本の合唱界は4層構造。
 第1層:高齢者中心の合唱団(健康のためにとても良い)
 第2層:歴史があり、高齢化が進む合唱団(若いメンバーの補給が難しく、将来に問題がある)
 第3層:技術レベルの高い、「元若」の合唱団(第4層の10~20年後)
 第4層:若く、高い技術を持つ合唱団(「不老長寿」は無いから新陳代謝が激しい)

特に印象に残った合唱団は、振り返ってみると皆若い。
第1番目に歌ったIn Our Time:
こんな上手い合唱団が最初に歌ったのでは続く合唱団は大変だね、というのが私の回りの皆さんの感想。
松下耕が(自作品も含めて)指揮した3団体:
指揮者に心酔しているメンバーが集まっているのかな。松下耕作品を歌ってみたくなるほど素晴らしい演奏。(「コール・メグ」式に言えば「コール耕」だね。)
招待団体の盛岡一高OB(多分、大学生)が5人で歌うVeri Ragazzi:
Kings Singersを狙っているのかな、と思わせるほど上手い。

公募合唱団が歌ったバーバーショップは、音取りのような事前練習会1回、指揮の広瀬康夫による講習会が1回、フェスティバル当日の昼休み約30分間のステージ・リハーサルをして、本番を歌ったようです。一部経験者が参加していたとはいえ、なかなかの出来で、公募合唱団の参加者も聴衆も楽しんでいる様子が見られました。
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フェスティバル当日の公募合唱団のステージ・リハーサル

具体的な評はネットでどこかに書き込まれることでしょうから、私は総論的なことで勘弁してもらいます。

(12月17日追記)
具体的な評がネットにあまり書き込まれなかったのは、他団の演奏にはあまり関心が無いからだろうか。
実に残念なことである。かろうじて見つけたものを下に挙げてみた。

参加者の感想
http://ameblo.jp/labelleequipe/entry-11401779151.html
公募合唱団のバーバーショップ曲の演奏
http://www.youtube.com/watch?v=A1Gj1_MC6P4
バーバーショップ曲を歌った感想
http://masuraoglee.web.fc2.com/fieldwork/fieldwork006.1.html
人気投票により、おえコラは3位(4票)となりました。
http://www.facebook.com/oekora/posts/503530456338337
感想
http://blog.goo.ne.jp/peaceandnature/e/60ba1699b12a3f90025623e69147f9cb
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バーバーショップ・ハーモニーが関東でも注目されてきた! [感想とご紹介]

日本におけるバーバーショップ・コーラスは、最初は女声も男声も関東に始まったが、その後の広がりは西日本のほうが目覚しく、かつ、広く歌われているように感じます。
ところで、うわさで聞いたのですが・・・
東京都合唱連盟が毎年開催している東京都男声合唱フェスティバルでは、公募合唱団が結成され、1ステージ歌います。
今年の公募合唱団が歌うのはナント(!)バーバーショップ(!!)だと言うのです。
これで関東の合唱人にもバーバーショップが広まると良いのだがなあ、と思っています。

そんな時も時、バーバーショップのチャンピオン・カルテットの来日が発表されました。2009年度チャンピオン・カルテットのCrossroadsが日本ツアーを行うと言うのです。情報を集めましたので以下にご紹介します。

スケジュールは、6月10日(日)名古屋(プロ音楽家のメリー・アーティスツ・カンパニーとの共演)、6月12日(火)仙台(チャリティコンサート)、6月14日(木)東京(単独ショー)、6月16日(土)伊丹(単独ショー)となっています。
東京都男声合唱フェスティバルの公募合唱団に参加を考えておられる方は、雰囲気を感じ取るという意味からも必聴でしょう。是非お聴きになってください。

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6月12日(火) 東日本大震災日本復興1周年プラス3ヶ月 クロスローズ チャリティコンサートin仙台

東京ショー500s.jpg
6月14日(木) クロスローズ東京ショー

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6月16日(土) Crossroads伊丹ショー

大いに楽しみです。
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