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第12回東京都男声合唱フェスティバルを聴いて [感想とご紹介]

第12回東京都男声合唱フェスティバルが2012年11月10日(土)に浜離宮朝日ホールで開催されました。
第12回東京都男声合唱フェスティバルs.jpg
当日のプログラム(表紙を除いて32頁。300円で売っていた!)

最初から最後まで聴き続けて感じたのは次の4点でした。
1.日本は合唱大国だなあ、との思い。
なんと、参加団体は53、昨年の投票で選ばれた招待合唱団1、さらに、公募合唱団と、合計55団体!!!
午前10時半から午後7時半まで、途中休憩は昼休み50分と、10分間のトイレ休憩が2回だけ!!!
2.各地で開催される「おとうさんコーラス大会」との違い。
歌われた全102曲中、多田さんが11曲、清水さんが4曲と比較的少なく、一方、多くの意欲的な作品を、きわめて高いレベルで歌う合唱団がいくつもあった。
3.若いメンバーによる、レベルの高い合唱団がたくさんある。
普段は聴く機会が無いからといって、それらを知らなかった自分の認識不足を恥ずかしく思っている。
4.日本の合唱界は4層構造。
 第1層:高齢者中心の合唱団(健康のためにとても良い)
 第2層:歴史があり、高齢化が進む合唱団(若いメンバーの補給が難しく、将来に問題がある)
 第3層:技術レベルの高い、「元若」の合唱団(第4層の10~20年後)
 第4層:若く、高い技術を持つ合唱団(「不老長寿」は無いから新陳代謝が激しい)

特に印象に残った合唱団は、振り返ってみると皆若い。
第1番目に歌ったIn Our Time:
こんな上手い合唱団が最初に歌ったのでは続く合唱団は大変だね、というのが私の回りの皆さんの感想。
松下耕が(自作品も含めて)指揮した3団体:
指揮者に心酔しているメンバーが集まっているのかな。松下耕作品を歌ってみたくなるほど素晴らしい演奏。(「コール・メグ」式に言えば「コール耕」だね。)
招待団体の盛岡一高OB(多分、大学生)が5人で歌うVeri Ragazzi:
Kings Singersを狙っているのかな、と思わせるほど上手い。

公募合唱団が歌ったバーバーショップは、音取りのような事前練習会1回、指揮の広瀬康夫による講習会が1回、フェスティバル当日の昼休み約30分間のステージ・リハーサルをして、本番を歌ったようです。一部経験者が参加していたとはいえ、なかなかの出来で、公募合唱団の参加者も聴衆も楽しんでいる様子が見られました。
DSC05799sss.jpg
フェスティバル当日の公募合唱団のステージ・リハーサル

具体的な評はネットでどこかに書き込まれることでしょうから、私は総論的なことで勘弁してもらいます。

(12月17日追記)
具体的な評がネットにあまり書き込まれなかったのは、他団の演奏にはあまり関心が無いからだろうか。
実に残念なことである。かろうじて見つけたものを下に挙げてみた。

参加者の感想
http://ameblo.jp/labelleequipe/entry-11401779151.html
公募合唱団のバーバーショップ曲の演奏
http://www.youtube.com/watch?v=A1Gj1_MC6P4
バーバーショップ曲を歌った感想
http://masuraoglee.web.fc2.com/fieldwork/fieldwork006.1.html
人気投票により、おえコラは3位(4票)となりました。
http://www.facebook.com/oekora/posts/503530456338337
感想
http://blog.goo.ne.jp/peaceandnature/e/60ba1699b12a3f90025623e69147f9cb
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